今日の読書

〈心〉は体の外にある」河野哲也(2006)

「チェスタトンの考えでは、ベザント夫人のような汎神論者は宇宙の中にすべての人間を溶かし込んでしまう。これとはまったく逆に、キリスト教の教義の根本は、剣であり、束縛を断ち切り、解き放つものである。」….(チェスタトン「正統とは何か」1995 :pp.240-242)p.162(cf. マタイによる福音書 10.34)
「愛とは、最終的に、相手を自分からも自立させることであり、そのことで同時に、自分を愛の対象から自立させることでもある」p.164

なんか久しぶりにエヴァンゲリオンを思い出してしまった(まごころを、君に)。ありがちな議論なのかもしれないけれど、映画はオタクを「愛の対象から自立させること」を目的としていましたからね。またもや多重な読み込みができるということで。

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